部長と課長のがん対策#予告Photo:freepik

「がんは不治の病で、診断を受けたらそこで人生が終わる」といったイメージを持っていないだろうか。だが、がんは治る病気になりつつあり、進行がんでも治療しながら社会生活を送っている人は多い。ところが「がんに罹患した社員」がその後どうやって働き続けることができるかについては、いまだあつれきが残っている。管理職や会社としての対応を間違えるとリスクも大きくなってきている。がん対策は「経営戦略」でもあるのだ。特集『部下と自分のために! 最新版 部長と課長のがん対策』は11月29日(月)から12月4日(土)までの全6回で、課長以上の管理職と経営陣が絶対に身に付けるべきがん対策を、細部まで網羅。「がんとの付き合い方」の個人と企業の豊富な事例と、治療に付きもののマネー周りの問題をひもときながら考えていく。(ダイヤモンド編集部 鈴木洋子)

#1 11月29日(月)配信
部長・課長は「がんになった社員」を全力支援しないとアウトな理由

部長と課長のがん対策#1Photo:PIXTA

 私傷病である「がん」。予防や治療などは本人の問題で、会社や上司は関係ないし踏み込むべきではないと思っていないだろうか。しかし、対応を間違えると管理職や会社にとって大きなリスクも。がんに罹患した社員を放置せず、仕事との両立支援を会社が行うべき理由が実はある。

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#2 11月30日(火)配信
伊藤忠・岡藤会長に“最強のがん対策制度”実現を決意させた「1通のメール」の中身

部長と課長のがん対策#2Photo:JIJI

 予防や仕事との両立支援だけではなく、治療もさらに家族のサポートまでも広範に含む伊藤忠商事のがん対策制度。それが実現した背景には、岡藤正広会長が受け取った、「あるメール」が存在した。他社が参考にすべき先進事例である伊藤忠のがん対策制度の全貌をくまなくお伝えする。

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#3 12月1日(水)配信
がんになった36歳転職コンサルが業務目標を下げずに「社内MVP」に輝けた理由

部長と課長のがん対策#3Photo:Rattankun Thongbun/gettyimages

 働き盛りのサラリーマンは、がんとどのように戦ったのか。転職エージェント企業で部下を抱える管理職だった金澤雄太さん。突然のがん宣告を受けて、手術と治療、再発を経験しながらもがん罹患前から業務目標を下げず、社内MVPまで獲得した。治療と仕事を両立させた金澤さんを支えたものとは。

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#4 12月2日(木)配信
「がん手術7回」乗り越えた39歳の航空会社営業マン、治療と仕事の両立で成し遂げた昇進

部長と課長のがん対策#4Photo:Pekic/gettyimages

 働き盛りのサラリーマンは、がんとどのように戦ったのか。航空会社で営業マンとして働いていた渡部俊さんを襲ったがん。10年で7回の手術を繰り返しながら、それでも昇進昇格しながら仕事を継続。経験を生かしてがん治療と仕事を両立させる制度作りにも参画している。渡部さんを支えた「思い」とは。

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#5 12月3日(金)配信
がんサバイバーのカルビー常務が「社員のがん対策は経営戦略」と断言する理由

部長と課長のがん対策#5写真提供:カルビー

 自らもがん治療を経験し、プライベートで長くがんと就労の両立相談を手掛けてきたカルビーの武田雅子常務。サバイブ当事者として「企業のがん支援」の在り方を聞いた。併せて、他社の課長&部長や経営陣の参考になるカルビーのがん対策も紹介。

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#6 12月4日(土)配信
がんになったら1年で100万円以上必要?「がん治療とお金」の真実を専門家2人が解説

部長と課長のがん対策#6Photo:PIXTA

 分子標的薬など先進的な医療が次々と登場しているがんの治療。ところが、それに伴ってがんの治療が長期化・高額化する傾向が強まっている。もしものときのがん治療へのマネーの備えはどうするべきか?「がんとお金」の問題に詳しい専門家2人が解説する。

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Key Visual by Tatsuya Hanamoto, Kanako Onda

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