台湾の歴史や文化を学べるミニ博物館

迪化街でもひときわ目を引く特徴的なフォルム迪化街でもひときわ目を引く特徴的なフォルム
2階にはブドウ柄のテラゾーが♡2階にはブドウ柄のテラゾーが
屋上からの風景。オレンジ色の瓦葺き屋根と白壁が美しい屋上からの風景。オレンジ色の瓦葺き屋根と白壁が美しい

 1962年に建てられかつて漢方薬局だった建物が、2017年に陳國慈女史により博物館へと生まれ変わりました。主軸テーマは「台湾の生活と文化」。半年に一度くらいのペースで展示内容が変わります。1階と2階は展示エリアで、私が訪れたときは台湾マジョリカタイルや、廟における伝統的な装飾芸術などを展示していました。3階はイベントスペースとカフェ(カフェは現在休業中)で、2022年1月3日までは台湾の弁当史を展示しています。屋上に上がると迪化街の美しい街並みが眺められますよ。リラックスして台湾文化に触れられる空間であり、スタッフも気さくな方が多く、ていねいに説明してくださいます。館内の床には、テラゾー(コンクリートやモルタル、大理石などのさまざまな小石を混ぜた人工大理石)で作られた蜂蜜、老山高麗人参、ブドウの図案が施されているので、ぜひ探してみてください!

■迪化二O七博物館(ディーファアーリンチーボーウーグアン)
・住所:台北市大同區迪化街一段207號
・アクセス:MRT中和新蘆線「大橋頭」駅D3出口から徒歩約10分
・営業時間:10:00~17:00(土・日・祝~17:30)
・定休日:火(展示内容の入れ替え時は閉館)
・電話番号:02-2557-3680
・料金:無料
・URL:https://museum207.org/index.php