ダイヤモンド決算報・秋#広告Photo:123RF

コロナ禍からの企業業績の回復は、勝ち組と負け組の格差が拡大して「K字型」に引き裂かれていくという二極化の議論が強まっている。そこで、上場企業が発表した直近四半期の決算における売上高を前年同期と比べ、各業界の主要企業が置かれた状況を分析した。今回はNTT、ソフトバンク、KDDIの「通信」業界3社について解説する。(ダイヤモンド編集部 笠原里穂)

NTT、ソフトバンク、KDDI
いずれも前年同期比増収

 企業の決算データを基に「直近四半期の業績」に焦点を当て、前年同期比で増収率を算出した。今回の対象は以下の通信業界3社。対象期間は21年7~9月の四半期としている。

 各社の増収率は以下の通りだった。

・NTT
 増収率:1.7%(四半期の営業収益2兆9951億円)
・ソフトバンク
 増収率:8.9%(四半期の売上高1兆3677億円)
・KDDI
 増収率:2.3%(四半期の売上高1兆3249億円)

 通信業界の3社はいずれも前年同期比で増収だった。ソフトバンクが最も高い増収率となったが、この要因は何だったのか。次ページ以降で詳しく解説する。