学び直し“裏技”大全#4Photo:123RF

一時の医学部バブルほどではないものの、いまだ医学部受験は超難関。夢破れて別の道を歩む人も少なくないが、それら社会人に対して実は門戸が開かれている。それが医学部編入だ。むろん道のりは険しいが、狙うべき「穴場」の医学部も存在する。特集『資格・大学・大学院で自分の価値を上げる! 学び直し“裏ワザ”大全』(全11回)の#4では、「医学部編入が可能な全大学リスト」と共に、絶対に押さえておくべき受験対策をお届けする。(ダイヤモンド編集部編集委員 藤田章夫)

社会人でも医師になれる!
抜け穴ルート「学士編入」を目指せ

 医学部バブル――。そう呼ばれて久しいが、あまりの過熱ぶりにさすがの医学部受験熱も一時ほどではない。とはいえ、有名私立中高一貫校の優秀層がこぞって受験する構図に変わりはなく、医学部受験はいまだ狭き門。夢破れ、医師への道を諦めた人は枚挙にいとまがない。

 ならば、もはや医師になるのは無理かといえばそうではない。一つは一念発起して再び医学部を一から受験する「再受験」、もう一つは大学を卒業した学士か、または大学2年次までの単位を取得した者が受けられる「学士編入」という抜け穴ルートが存在するからだ。後者の方が社会人にうってつけだ。

 むろん、それぞれに一長一短があるが、前者の再受験のハードルは相当高い。現役の優秀な高校生たちに交じって、大学入試センター試験から衣替えしてできたばかりの大学入学共通テストの受験に加え、その後は2次試験を突破しなければならないからだ。

 対して、後者の学士編入は、志願倍率は決して低くはないものの、併願しやすく、生命科学分野と英語の対策をしっかりやれば突破できる可能性が高い。社会人との両立は簡単ではないが、再受験よりもハードルが低いのは間違いないだろう。

 もっとも、どこの大学でも学士編入を受け入れているわけではない。大学側の事情で突然取りやめることもある。また、一般入試と違って編入試験の時期がバラバラのため、併願先などどうやって対策を立てればよいかなど、学士編入はまさに「情報戦」だ。

 そこで、次ページ以降では、学士編入を受け入れている全大学リストを掲載した。

 英語が得意ならどこが狙い目か、問題の傾向はどのようなものかなど、倍率だけではない最新の実態を紹介。厳しい中でも「穴場」といえる大学の医学部を、実名で解き明かしていこう。