賢者は歴史に学ぶ!歴史入門#10Photo:Education Images/gettyimages

ユーラシアの蒼き狼――モンゴル帝国のチンギス・ハンは、歴史上の人物の中でもとりわけファンが多い。そんな「チンギス推し」の人に、あえて尋ねたい。「モンゴル帝国の最盛期の皇帝って、誰だったか覚えてる?」。特集『賢者は歴史に学ぶ! 歴史入門』(全14回)の#10は、3分でサクッと読んで学び直す、世界史の基本のキだ。(ダイヤモンド編集部 今枝翔太郎)

「週刊ダイヤモンド」2022年6月18日号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。

モンゴル帝国の絶頂期に
皇帝は誰だったか?

 世界史に登場する人物の中でも、モンゴル帝国のチンギス・ハンは日本人に人気が高い。本名はテムジン。13世紀初めにモンゴルの全部族を統一した「ユーラシアの蒼き狼」である。広大な大陸を股にかけ、わずか一代で帝国の礎を築いたチンギス・ハンの人生は、ロマンの塊と言うほかない。

 この圧倒的な歴史スターであるチンギス・ハンに比べると少々忘れられがちなのだが、モンゴル帝国の絶頂期はチンギスではなく、子孫の時代である。中学・高校の授業でも必ず習っている、モンゴル帝国絶頂期の皇帝の名前は何だろうか?