腹斜筋とは、どこの筋肉部位?

腹斜筋SEBASTIAN KAULITZKI/SCIENCE PHOTO LIBRARY / Getty Images

腹斜筋(ふくしゃきん)」とは、お腹のサイド…わき腹部分にある筋肉を指します。わき腹から肋骨にかけて広がる筋肉です。

 それは、インナーマッスルである「内腹斜筋(ないふくしゃきん)」と、それを覆(おお)うように広がる「外腹斜筋(がいふくしゃきん)」によって構成されています。英語では、「oblique(オブリーク)」と言います。

 つまり「内腹斜筋」は、「外腹斜筋」の深部付着している筋肉であり、その上に「外腹斜筋」が外側から内側に斜めに筋線維の走行する(肋骨側:外、骨盤側:内)ように付着しています。

「内腹斜筋」のほうはその逆で、内側から外側へ筋線維が走行するように付着しているのです(ちなみにその「内腹斜筋」よりさらに奥…深層に付着しているのが、「腹横筋」になります)。

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