米アップルのマーケティング担当上級副社長グレッグ・ジョズウィアック氏は、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)主催の「テックライブ」で、携帯電話などの携帯電子端末に共通の充電規格を定めた欧州連合(EU)の新しい法律に従うことを明らかにした。ジョズウィアック氏は「明らかに我々は(新法に)準拠しなければならないだろう」と述べた。EUでこのほど最終承認を受けた新法では、EU域内で販売する携帯端末に2024年から「USB-Cポート」の搭載を義務付ける。アップルはコンピューター「Mac(マック)」とタブレット端末「iPad(アイパッド)」についてはUSB-Cポートに移行してきたが、「iPhone(アイフォーン)」では2012年以来、同社独自の「ライトニングケーブル」を使用している。アンドロイド端末のほとんどの新機種では、すでにUSB-Cポートが搭載されている。