米ツイッターのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が同社トップを退くべきかどうかを自ら利用者に問いかけていた投票で、辞任を求める回答が過半数となった。ツイッターはマスク氏が10月に総額440億ドル(約6兆円)で買収してから混乱が続いているが、今回の投票結果を受けて不透明感がいっそう強まった。ツイッター上での投票は米東部時間19日午前6時過ぎ(日本時間午後8時過ぎ)に締め切られた。投票総数は1700万票を超え、「辞任すべき」が57.5%となった。マスク氏は18日に投票を始めた際、結果に従うと述べていた。マスク氏が辞任した場合、誰が後任となるか、またツイッターを所有する同氏がどのような立場となるかは明らかになっていない。旧経営陣はマスク氏の就任に伴いほぼ一掃されている。