米ツイッターのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は後任が見つかれば辞任すると表明した。これにより、魅力的ではないと自身も認めるポストの候補者を探し出すという難題を自らに課すことになった。  ツイッターを運営することは、どのような状況であれ極めて困難だ。マスク氏が10月に買収した同社は赤字が続いており、業界全体に吹き荒れる混乱の渦中にある。一方、ツイッターが収入源として頼りにする広告主はマスク氏の登場を受け、相次いで広告出稿の停止に動いた。マスク氏はツイッターにさまざまな変更を導入しては、一部を撤回するなどしている。