夕食が20時以降など遅くなってしまう方は、分食をしましょう。夕方におにぎりやパンなどの主食を摂り、帰宅後に肉や魚などの主菜と野菜、キノコ類などの副菜をとるようにしましょう。

 21時以降は、脂肪合成を促すタンパク物質であるBMAL1の働きが増していきます。できるだけ低脂質のメニューを選び、だらだらと食べずに21時台に食べ終わることが理想です。

■時間栄養学に基づいたダイエットポイントまとめ
(1)朝は朝日を浴びて、朝食をしっかり食べる
(2)昼食は好きなものを食べるチャンス
(3)夕食は20時までに済ませる
(4)夕食が遅くなる場合は夕方と帰宅後に分けて食べる
(5)特に夕食は低脂肪で、軽く済ませる
時間栄養学に基づく食事と分食のメニュー例時間栄養学に基づく食事と分食のメニュー例

 体内時計を考えた食習慣を身につけることは、健康やダイエットにつながっていきます。仕事の効率アップのためにも、いつどう食べるかを意識していきましょう。