ベスト経済書・ビジネス書大賞2022#6Photo by Kuninobu Akutsu

経済学者や経営学者、エコノミスト138人が選んだ経済、経営に関わる良書をランキング形式でお届けする特集『ベスト経済書・ビジネス書大賞2022』(全8回)。#6では、第6回は第5~10位に入った経済書を、選者の「推薦の言葉」とともに紹介する。識者が評価している点や注目している点を読んで、書を選ぶ際の参考にしてほしい。(ダイヤモンド編集部編集委員 竹田孝洋)

「週刊ダイヤモンド」2022年12月24日・31日合併号の第2特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。

「ベスト経済書・ビジネス書大賞2022」の
第5~10位にランクインした経済書

 選んだ識者の「推薦の言葉」とともに紹介する。「ベスト経済書・ビジネス書大賞2022」の第5~10位に入った経済書は以下の通りだ。

5位【56点】
人の心に働きかける経済政策
翁 邦雄 著

6位【54点】
最後の防衛線 危機と日本銀行
中曽 宏 著

7位【46点】
アダム・スミス 共感の経済学
ジェシー・ノーマン 著

8位【45点】
日本経済の見えない真実
門間一夫 著

9位【42点】
豪商の金融史
高槻泰郎 編著

10位【36点】
応援消費
水越康介 著

 次ページから5位から順に紹介していく。