名古屋大激変#7Photo by Akira Yamamoto

愛知県で私立高校志向が高まっているとはいえ、いまだ進学校として人気が高いのは公立だ。では、一体どの高校が高い大学合格実績を上げているのか。特集『名古屋大激変! 教育・マンション・産業』(全10回)の#7では、東大、京大、名古屋大や早慶上理、関関同立といった主要難関大学への合格実績ランキングをお届けする。(ダイヤモンド編集部 山本 輝)

※2022年3月18日に公開した有料会員向け記事を、期間限定で無料公開します。全ての内容は取材当時のままです。

東大、京大、名大…
東海3県で難関大合格実績が高いのは?

“公立王国”と呼ばれるほど公立校志向の高い名古屋圏だが、近年は私立中高一貫校の人気が増すなど、教育環境の多様化が進んでいる。また、公立高校でも学校改革が進んでおり、学校の再編や新学科の設立といった動きも活発になっている。

 その中でも、高い進学実績を誇る高校はどこなのか。今回、愛知県、岐阜県、三重県の3県に所在する高校で、主要大学の合格実績ランキングを作成した。

 名古屋圏における高校生の進学先を考慮して、東京大学、京都大学、名古屋大学、岐阜大学、三重大学、名古屋工業大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、同志社大学、立命館大学、関西大学、関西学院大学の14大学における2021年合格者数をランキングの対象とした。データは大学通信の資料に基づく。

 また、参考として、名古屋圏の学生に人気の高い南山大学、愛知大学、愛知学院大学、名城大学、中京大学の5校の中堅私立大学の合格者数も併記した。

 次ページで早速結果を見てみよう。