2024年卒の就活生はどんな企業に注目しているのか。OpenWorkに登録している文系学生が同サイトで社員クチコミを調べている企業を明らかにし、「就職注目企業ランキング」を作成した。これまで発表されてきた人気企業ランキングからはわからない、本当に注目されている企業とは。(文/ダイヤモンド社 ヴァーティカルメディア編集部、データ提供/OpenWork)

 2024年卒学生の就活が本番を迎えており、学生にとって売り手市場が続いている。

 文系学生が配属されやすい職種は営業だ。以前は対面営業が基本だったが、ここ数年、コロナ禍で非対面営業が増えるなど手法が変わった。一方、DX(デジタルトランスフォーメーション)が進む中、IT未経験の文系学生にも門戸を開き、入社後の研修で一人前のエンジニアに育てるIT企業も出てくるなど、文系学生の選択肢は増えている。

 そんな中、学生たちの間で広がっているのが、社員クチコミサイトの活用である。企業選びの際に何より重要なのは、社風や働き方が本当に自分の希望にマッチしているかを見極めること。入社後ギャップに悩まないためにも、「社員の生の声」を知りたいという学生は多い。

 就職・転職のためのジョブマーケット・プラットフォーム「OpenWork」を運営するオープンワーク株式会社は、16万人以上の登録がある24年卒の学生ユーザーがOpenWorkでどんな企業に注目し、企業研究を行っているのかを調査。これまで発表されてきた人気企業ランキングではうかがい知れない、学生が社員クチコミを「実際に調べている」企業を明らかにした。

 前回まではその中から、男子学生女子学生が注目している企業のランキングを紹介した。今回は文系学生のランキングを見てみよう。果たして、ランキング結果はどうなったのか。

※OpenWorkを利用する2024年卒の学生ユーザー16万611名(2023年3月6日時点)に限定し、検索された数の多い企業を集計。今回はその中から、文系学生9万9184名に検索された数の多い企業をランキングにしている

1位レバレジーズ、2位オープンハウス
文系学生が選ぶ、就職注目企業ランキング

「文系学生が選ぶ、就職注目企業ランキング」のトップ3は、1位レバレジーズ、2位オープンハウス、3位アクセンチュアとなった。