ストイックに徹してエレガンスを薫らせる

ビジネスの会食で役立つ「スーツの引き算コーデ」、素材・襟型の組み合わせの妙

 重要なクライアントとのビジネスディナーにおいては、相手を立てるために控えめに徹しながらも、しっかりとドレスアップして特別な歓待の意を表すべき。その際の装いは、極限まで「引く」ことでフォーマル感を強調することがおすすめだ。

 具体的には、全身無地で色も濃紺と白だけに絞ったストイックなスタイル。これならとことん引いているのに艶っぽさを出せる、まさに夜のドレスアップに最適なコーディネートと言える。

紺無地スーツ選びは生地が肝

ビジネスの会食で役立つ「スーツの引き算コーデ」、素材・襟型の組み合わせの妙

 簡単に思えて、実は非常に奥深いのが紺白スタイル。特に重要になってくるのがスーツの素材選びだ。夜に映えるために、適度に光沢があり、リッチさを感じさせるものが最適。

 ツイルやサージなどのベーシックな綾織りやスーパー150’s以上のファインウールがおすすめ。さらに少し遊びを加えるなら夜の照明でさりげなく織り柄が浮かぶような生地も◎。モヘア混でパリッとした雰囲気を重視するのも手だ。