【コンビニ食の注意点】糖尿病や高血圧、脂質異常症の人はどう選んだらいい?写真はイメージです Photo:PIXTA

前回の記事では、コンビニをダイエットに活用するコツをお伝えしました。コンビニは今や日常生活に欠かせない存在となっていますが、疾病を抱えている方が食事を購入する場合は、選び方に注意する必要があります。そこで今回は、糖尿病、高血圧、脂質異常症と診断された人がコンビニを活用する場合に気を付けてほしい点、おすすめの組み合わせ方をお伝えします。(管理栄養士 岡田明子)

コンビニのメリットとデメリット

 とても便利なコンビニですが、メリットもあれば問題な部分もあります。疾病をお持ちの方は、この問題点を踏まえて商品を選ぶことが大切です。改めてコンビニのメリットとデメリットを整理してみましょう。

【コンビニを活用するメリット】
・24時間いつでも買い物ができる
・商品の種類が豊富
・電子レンジが使用できるサービスがある
・そのまま、あるいは温めるだけで手軽に食べられる商品が多い
・自由に組み合わせられる
・調理の手間を省ける
・食材の無駄が出ない
・栄養価などの表示がある

​【コンビニの問題点】
・糖質が多い商品が多い(炭水化物メインのお弁当や麺類など)
・塩分が高い商品が多い(味が濃い)
・脂質が多い商品が多い(揚げ物など)
・野菜が少ない(お弁当などに野菜が少ない)
・保存料などの添加物が使用されている
・使われている材料の産地などが分からない