糖尿病の人におすすめする、コンビニ食の選び方
健康診断や人間ドックなどで、糖尿病(予備軍を含む)と言われた人は、コンビニで食事を購入するときどのような点に気を付けたら良いのでしょうか。
気を付けてほしいのは、主食の食べ過ぎです。ごはんやパン、麺類などの主食の量を控えたり、血糖値の上がりにくい食材が使われている商品(玄米、蕎麦、全粒粉パンなど)を選んだりした上で、主菜と副菜をメインに商品を組み合わせましょう。
【組み合わせ事例】
・おにぎり2個+照り焼きチキン(惣菜)+野菜サラダ
コンビニのお弁当は、ごはんの量が多いので、指示エネルギーに合わせて個数を調整できるおにぎりがおすすめです。主菜で選んだ鶏肉は高タンパク質、低脂質で噛み応えもあるので満足感にもつながります。
・とろろ蕎麦+ゆで卵+ひじきの煮物+ほうれん草のおひたし
季節を問わず人気の麺類ですが、麺類だけでは、炭水化物(糖質)の取りすぎと、エネルギー不足になってしまいます。麺類を選ぶときは、血糖値が上がりにくい蕎麦、長芋やオクラなどの野菜、ワカメ、キノコ類が入ったものを選びましょう。塩分摂取が多くなるため、汁があるものは飲まずに残します。
タンパク質が麺類の具材に入っていない場合は、タンパク質の取れる、ゆで卵やサラダチキンなどを追加しましょう。副菜の野菜、海藻類、キノコ類が不足している場合は副菜が取れる惣菜を追加しましょう。