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離職率を低下させることは、企業の重要課題だ。どうすれば突然の離職を防げるのか。3分でできる簡単な方法で、メンバーの離職リスクを可視化してみよう。（モチベーションファクター代表取締役 山口 博）
社員が突然辞めるのを防ぐには？
簡単に離職可能性を見極める方法とは
社員の離職率を低下させることは、企業にとって重要課題だ。にもかかわらず、「突然の離職申し出に驚いた」「この社員が離職するとは思いもよらなかった」という声が絶えない。
厚生労働省発表の「雇用動向調査結果の概要」によれば、2022年の常用労働者の離職者は全国で765万人に上り、離職率は15.0％で、前年から1.1ポイント上昇した。
離職率を低下させるために、有効な方法はないだろうか。このように申し上げると、「離職の理由は千差万別なので対応のしようがない」「会社全体の問題だから一人のリーダーができることはない」という反応に接することがよくある。
しかし、実は、高い確率で離職予備軍を見極めることができ、早期に手を打つことに役立つ方法がある。誰でも簡単に、わずか3分で実施できるので、次ページで紹介するやり方を実践してみてほしい。
