そのほか、SNSで人気のNFTプロジェクト「TheMafiaAnimals」や「VeryLongAnimals」などとコラボしたアニメの制作も決まっているとのこと。スマートコントラクトを活用し、アニメ制作工程のプロジェクト管理サービスを開発する計画もあるという。

ANIM以外にも「Web3×エンタメ」という切り口では、ブロックチェーン技術を利用したクラウドファンディング「FiNANCiE」を活用し、堤幸彦氏、本広克行氏、佐藤祐市氏の3人の映像監督が共同で制作指揮をとるかたちで、サポーターと一緒に映画を制作する「SUPER SAPIENSS(スーパーサピエンス)」というプロジェクトも生まれている。

製作委員会が起点となり映画やドラマ、アニメを制作していた従来の構造とは対称的な仕組みとして、Web3の考え方をもとにした新しいコンテンツづくりのあり方が盛り上がっていく可能性は高い。LEG氏は、「ANIMをきっかけに、日本のコンテンツを世界に発信する新しい潮流をつくっていけたら」と抱負を語った。