2022年1月に事前登録のリリースを出してみると、20社程度から問い合わせがきた。プロダクトの開発前ではあったがサービス画面のデザインを見せながら説明したところ、8割ほどの企業からは有償で契約したいという反応が返ってきたことも自信につながったという。

事前登録の際はSMBが中心だったが、ベータ版ローンチ後に担当者と話をしているとエンタープライズでも課題が大きいこともわかった。冒頭で触れた通り現在はスズキやアイフルなど大手企業での活用も少しずつ進んでいる。

今後は開発体制を強化しながらプロダクトの改良に力を入れていく計画だ。検知の対象を設定ミス以外のセキュリティリスクにも広げていくほか、将来的にはミスを検知するだけでなくユーザーのニーズに応じて自動で修復するような機能の実現なども検討していくという。

そのための資金として、Levettyでは米国VCのArena Holdingsなどから1.3億円の資金も調達している。(以下は今回の主な投資家)。

  • Arena Holdings
  • DNX Ventures
  • Delight Ventures
  • East Ventures 
  • 京大創業者応援ファンド
  • さくらインターネット CEO 田中邦裕氏氏 
  • Paidy CEO Russell Cummer氏
  • SmartHR 創業者 宮田昇始氏
  • ラクスル CFO 永見世央氏