今回、協会の設立に名を連ねたのは、Acompany、EAGLYS、LayerXの3社。Acompanyは、秘密計算を用いて企業間のデータ連携を安全に行えるサービス「AutoPrivacy」を開発、提供。EAGLYSは、秘密計算を中心としたデータセキュリティ技術やAI解析技術の研究開発を行うほか、秘密計算ソフトウェア「DataArmor」シリーズを開発、販売する。LayerXは、独自開発のプライバシー保護技術「Anonify」で企業のデータ利活用を支援している。

協会の会長にはAcompany代表取締役CEOの高橋亮祐氏、理事にはEAGLYS代表取締役社長CEOの今林広樹氏と、LayerX執行役員兼PrivacyTech事業部長の中村龍矢氏が就任。またアドバイザーに、長年にわたり匿名化や秘密計算といった技術の研究や事業開発に取り組んできた竹之内隆夫氏、ひかり総合法律事務所パートナー弁護士の板倉陽一郎氏が就任している。

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