目指すはおやつをスマホで買う文化を広げること

スナックミーのメンバー
スナックミーのメンバー

スナックミーでは今回調達した資金を活用してサービス体験強化に向けた人材採用を進めるほか、オツマミーなど新ブランドの立ち上げや生産者との共創プラットフォームの強化を進める方針。また従来はロジスティクス周りの設備投資にも力を入れ、従来は人が担っていた部分にシステムを取り入れていくことでオペレーションの強化も図る。

まずは2021年末までにsnaq.meに加えて新たに2ブランドを展開し、生産者とのネットワークも現在の倍以上となる200社まで拡大することで、菓子分野で国内No.1のユーザー規模を目指していく。

「今ではスマホで服を買うことも決して珍しくないですが、ほんの数年前には『スマホで服は買わない』と言われていました。おやつに関しても今はコンビニやスーパーなどリアルな店舗で買うものだという認識が強いけれど、その認識を変えて『おやつをスマホで買う文化』を作ることができれば面白いと考えているんです。デジタル発のおやつブランドとしてそれをどこまで形にできるかが、今後のスナックミーのチャレンジ。すぐにできることではないですが、5年10年かけて実現していきたい」(服部氏)