あなたも億り人に!? 凄腕シニア投資家が教える 株式運用術#10写真:野口 博(FLOWERS)

2005年発表の最後の高額納税者名簿(長者番付)で全国トップに躍り出た「伝説のサラリーマン投資家」、清原達郎氏のインタビュー後編をお届け。特集『あなたも億り人に!? 凄腕シニア投資家が教える 株式運用術』(全17回)の#10では、同氏が成長を実現するとの強い意志を感じた経営者の実名や、メンタル面での投資リスクとの向き合い方、株式相場の急落リスクやREIT(不動産投資信託)相場の展望などを明かしてもらう。(聞き手/ダイヤモンド編集部 竹田幸平)

“伝説のサラリーマン投資家”清原氏が
「成長への意志」を感じた経営者とは?

 2005年発表の最後の高額納税者名簿(長者番付)で全国トップに名を連ね、「伝説のサラリーマン投資家」との異名を誇るのが、元タワー投資顧問運用部長の清原達郎氏(65歳)だ。

 ゴールドマン・サックスやスパークス投資顧問などを経て、1998年にタワー投資顧問に移ると、同年に基幹ファンド「タワーK1ファンド」を立ち上げ。04年に約100億円を稼いで所得税約37億円を納めた清原氏は、納税額がサラリーマンとして初の日本一になり、その名を世間にとどろかせたのだった。

清原達郎・元タワー投資顧問運用部長きよはら・たつろう/1981年野村證券入社。その後、モルガン・スタンレー証券やスパークス投資顧問を経て98年、タワー投資顧問で基幹ファンドを立ち上げ。2005年発表の最後の高額納税者名簿(長者番付)で全国トップに。 写真:野口 博(FLOWERS)

 同氏のインタビュー前編となる本特集#3『資産800億円!“伝説の投資家”清原達郎氏が見通す、日本株「次のシナリオ」』では、日本株の「次のシナリオ」や「過熱感があり危険」と見る投資先、個人投資家への「お勧めの投資方法」などを直撃した。

 後編の本稿では、同氏が成長を実現させるとの強い意志を感じた経営者の実名や、心理面での投資リスクとの向き合い方、株式相場の急落リスクやREIT(不動産投資信託)相場の展望に至るまでを、一挙に明かしてもらう。

――小型成長株の中長期的な成長性を見抜く上で圧倒的に大事な点として、新著『わが投資術 市場は誰に微笑むか』(講談社)では「経営者がその企業を成長させる強い意志を持っているか」を挙げています。これまで最もそのような意志を感じた経営者は誰でしょうか。