イマイチ: 自分がいま使っている銀行で開設することも選択肢に入っています。

MORITAKA先生: その場合は、投資信託の口座と新NISAの口座を申し込むことになります。ちなみに、初めて取引する銀行であれば、普通預金の口座も開設する必要があります。

イマイチ: どこの金融機関を選ぶにしても、新NISAの口座を開くのは、それほど難しくはなさそうですね。

MORITAKA先生: 手軽さという面では、ネット証券がいちばんかもしれません。手続きはウェブ上で完結しますし、証券口座(総合口座)の開設ページで必要事項を入力し、その際に新NISAを選択すれば証券口座と新NISA口座の両方を開設することができます。

イマイチ: 本人確認書類なども撮影した画像をアップロードすればOKですか?

MORITAKA先生: そのあたりは、ほかのネットサービスと同じです。ネットの操作に慣れている人なら、簡単に口座開設できるはずです。

イマイチ: だいぶイメージできてきました!

現行NISAを利用している人はどうなる?

イケテル: 先生、すみません。

MORITAKA先生: あら、イケテルさん、どうしましたか?

イケテル: 俺みたいにすでに現行NISAを利用している人は、どうなりますか? 新しい制度になることで手続きが複雑になったりしませんか?

MORITAKA先生: 現行のNISAを利用している人は、新NISA制度開始時に新しいNISA口座(つみたて投資枠および成長投資枠)が自動的に設定されるなど、新制度の手続きが複雑にならないようになっているみたいですよ。

イケテル: 新しいNISA制度を始めるときは、すでに現行のNISA制度で保有している商品は、売却する必要はあるんですか?

MORITAKA先生: すでに現行のNISA制度で保有している商品を売却する必要はありません。

イケテル: それならスムーズに新NISAに移行できそうですね。

POINT
・新NISAを始めるなら専用口座を開設しよう
・ネット証券は手軽さや自由度の高さが魅力。 店舗型は相談できるメリットもあり