夫のタイプにもよりますが、キレイ好きな人だと、ちょっと時間があるときに掃除機をかけたりしてくれるようになります。「掃除は俺の役目」という意識が生まれたらしめたもの。男性は“習慣の生き物”なので、その後もずっとやるようになります。

 最初は1カ月に1回ぐらいかもしれませんが、徐々に10日に1回、1週間に1回と掃除してくれるようになるケースもあり、荒療治ながらも男性の特性に合った方法といえます。

 夫も生身の人間です。そのときの仕事の状況や体調などで余裕のないときもあるでしょう。時にステップの進み方が遅く感じられても、焦らないでください。夫の神化(かみか)は一直線の右肩上がりではなく、上がったり下がったり、ジグザグに進んでいくものです。

 幸せを自分でつくりながら家族を大切に育てていく――それが、これからの時代に必要な妻のあり方だと私は思っています。