セグメント別では、エクスプレス事業は売上高3532億600万円(3.2%減)、営業損益207億600万円の赤字(前年同期は63億円の赤字)。コントラクト・ロジスティクス事業は、前期の新型コロナウイルスワクチンや大型リコール案件に関するロジスティクスの反動減などで売上高193億4700万円(23.6%減)、営業利益は11億7800万円(59.9%減)だった。グローバル事業は、越境ECの取扱数量の増加などで売上高219億1900万円(20.1%増)、収益拡大効果と国際フォワーディングの混載効率向上などで営業利益24億6200万円(79.3%増)だった。

宅急便取扱個数は1.9%下方修正も
単価は修正せず725円(0.6%増)の見通し

 宅急便取扱個数と単価は、宅急便・宅急便コンパクト・EAZYが4億5100万個(2.0%増)、706円(1.0%減)、ネコポス・クロネコゆうパケットが9900万個(8.2%減)、190円(増減なし)、クロネコゆうメールが3300万個(83.6%減)、78円(16.4%増)だった。

 通期の連結業績予想は、売上高1兆7800億円(前期比1.2%増)、営業利益500億円(24.8%増)、経常利益500億円(23.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益320億円(15.0%減)を見込む。宅急便・宅急便コンパクト・EAZYの取扱個数は19億6850万個(4.4%増)を計画し、当初予想よりも1.9%下方修正した。単価は予想から修正せず、725円(0.6%増)の見通し。

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