1位はレバレジーズ
チャンスの多さに注目

 文系学生の就職注目企業ランキングのトップ5は、1位レバレジーズ、2位オープンハウス、3位アクセンチュア、4位リクルート、5位NTTデータだった。

 また、6位ニトリ、7位富士通、8位Sky、9位エン・ジャパン、10位キーエンスがトップ10に入った。

 1位のレバレジーズの新卒採用情報によれば、平均リーダー昇格年数は2.2年、重要なポジションを担う事業責任者やリーダー層には新卒入社のメンバーが多数就いているという。ベンチャー企業ならではのチャンスの多さが、文系学生の興味を引いているようだ。

 それでは、文系学生が注目する他の企業には、どのような働きがいや成長環境があるのか、実際に新卒入社した社員のクチコミ(原文ママ)を見てみよう。

「顧客に対するアプローチや営業手法、営業の強さはどんどん身についていく。またマネージャやセンター長になると、部下の育成やマネジメントも大きな仕事内容になるので、その点でも成長につながる」(戸建て営業、男性、オープンハウス)

「社員の方のコミュニケーション能力、人生マネジメント力の高さが魅力的に映った。また、若いうちからいろいろな仕事に裁量をもって挑戦できるのに対し、大企業なので福利厚生等のバランスも良く、良い環境と思った」(営業、女性、リクルート)

「製造物流IT小売業という自前でコストコントロール、リスクコントロールができる日本で唯一の仕組みがあることと、その仕組みを作り出す社員を育てられる環境があるため。配転教育という多角的な視点と経験を身に付けたそれぞれの個性を持った人材が社内にいることで、課題をクリアできる集団であると思う」(商品部、男性、ニトリ)

「チーム意識、文化づくりは本当に上手です。社員のモチベーションを上げるために、ご褒美旅行などが、経費で行けたりします。それを経験すると、チーム力もあがり、次も頑張ろうとするサイクルを生んでいるんだと思います」(営業、女性、サイバーエージェント)