SNSでの部下との距離感に失敗
プライベートに介入しソーハラに
配属されたばかりで仕事に慣れていないAさん(女性)のことを、リーダーのBさん(男性)は親身になって教えていました。Bさんは、Aさんが困ったときに助けてあげたいと思い、「仕事で困ったことがあればいつでもLINEで相談して」と伝え、LINEの交換を提案しました。Aさんは、それは助かると思って交換に応じました。
しかしBさんは、だんだんとプライベートで出かけた場所の写真や自撮り写真を、休日にAさんにLINEで送るようになりました。Aさんは「なんで!?」と戸惑い、どうしていいのかわからず、返事をしませんでした。
さらにBさんはX(旧Twitter)でAさんをフォローしました。AさんはBさんをフォローバックしなかったので、Bさんは職場で直接「Aさんもフォローしてよ!」と要求してきたのでした。
SNSは簡単に始められる交流手段として、多くの人が当たり前に使用しています。しかし、今回のケースはソーハラに該当するでしょう。