さんまに離婚相談

「離婚しようと思うねん」明石家さんまに相談したら…“たった5文字”の返答にグッときた〈再配信〉Photo:JIJI

「さんまに“別れようと思うねん”と話してみようかな……」

 僕が上京した頃、すでに東京拠点であり、ピンで相方もいなかったさんまくんとはよく顔を合わせており、お笑いだの遊びだのいろんな話をしていました。二人ともお酒が飲めないから、行くのはいつも喫茶店。話が盛り上がりすぎて「あんまり同じ店にいるのは、かっこ悪いな」と移動し、次のお店でも長居をしてまた移動し、結局3軒も梯子したことがあったほどです。

 誰にも相談しない僕の性格は、若い頃からのものです。「芸人だけでなく僕も寝坊して遅刻しました!  すんません」という報告を先輩や上司にすることはあっても、仕事の困ったことは若手だてらに、一人で解決しようとするタイプ。ましてプライベートについて相談するのは、友だちにだってあり得ない話でした。

 それでもさんまくんに「離婚を考えている」と話してみようと思ったのは、彼が披露宴に来てくれていたからでした。