山を下りれば常夏の海、学校の周りにはゴルフ場

 バギオそのものは落ち着いた都市であるが、気分転換できる場所もちゃんとある。例えば、San Juan(サン・ジュアン)というローカルビーチは、バギオからバスで2時間程度。1泊や日帰りで行き、ゆっくりする学生が多いという。リラックスできる雰囲気があり、泳がなくともバギオとは気候の違う夏が楽しめるので、留学生に人気。そのほか、観光名所としては、ヨーロッパの雰囲気が残るVigan(ヴィーガン)という都市などがあり、バギオからバスで6時間程度だそう。どこも少しアクセスに時間はかかりそうだったが、バギオからしか行かないであろう、特別な体験ができそうだった。

San Juanの様子。初心者がサーフィン体験をするのに最適なビーチなのだそう。標高差があるため、たった2時間以内のドライブで、急に常夏の海で楽しめるのはうれしい(写真提供:Reika)San Juanの様子。初心者がサーフィン体験をするのに最適なビーチなのだそう。標高差があるため、たった2時間以内のドライブで、急に常夏の海で楽しめるのはうれしい(写真提供:Reika)
Vigan。スペイン統治時代の趣きがそのまま残っている(写真提供:Reika)Vigan。スペイン統治時代の趣きがそのまま残っている(写真提供:Reika)

 また、学校の近隣にはゴルフコースがたくさんある。22度という気温、物価、学校からの近さなどを考えても、ゴルフが好きな人にとってはうれしい情報と言えそうだ。敷地内にゴルフレンジがある学校や、半日のゴルフレッスンと半日マンツーマンレッスンを合わせたコースのある学校(A&J ECOキャンパス)などもある。