デザイン/価格/コンパクトサイズが人気
マイナーチェンジで魅力が一段と鮮明
VWのSUV、T-Crossがリフレッシュした。T-Crossは2019年に欧州デビュー。わずか5年で世界累計販売台数が120万台を突破した人気モデルである。日本でも2020~2022年の3年連続で輸入SUV販売トップの座を獲得、2023年は、兄貴分のVW T-Rockに1位の座を譲ったものの2位を堅持し、相変わらずの好調ぶりをキープしている。
人気の要因をインポーターは、デザイン/価格/コンパクトサイズと分析。マイナーチェンジで、それらの魅力を一段と鮮明にしている。
デザインは、VWらしく端正なプロポーションはそのままに、ライト回りやバンパーの造形をリファイン。中でも“X”をモチーフにしたLEDテールランプは、なかなかおしゃれだ。“まじめ”なイメージを損なわない範囲で、遊び心を巧みにトッピングしている。
ボディカラーも新鮮である。全8色のうち、キングスレッドメタリック(写真)、グレープイエロー、クリアブルーメタリックの3色は新色。どれもポップさと適度な落ち着きを感じさせるいいカラーリングだ。色選びは、クルマを購入する際の大切なポイント。T-Crossには、ちょっと冒険したくなるカラーが揃っている。