フジテレビ「次期経営陣の中枢」を占めるのは誰か?最高幹部22人の顔ぶれと経歴を一挙公開Photo:JIJI

フジ・メディア・ホールディングスの取締役相談役として、グループ全体を掌握し、“絶対権力者”とも言われているのが日枝久氏である。では、日枝氏とともにグループの中枢で“巨大帝国”のかじ取りを担っているのは誰なのか。特集『フジテレビ崩壊 沈むメディア帝国』の#11では、最高幹部22人の顔ぶれと経歴などを紹介する。また、次期経営体制の中枢を占める可能性がある人物の実名も挙げる。

フジ最高幹部22人の顔ぶれを紹介
次期経営体制の要となる役員とは?

 フジ・メディア・ホールディングス(HD)は、子会社89社、関連会社50社が連なる「巨大帝国」である。フジサンケイグループの代表として、グループ全体を“統治”しているのが日枝久氏だ。

 2月4日、フジ・メディア・HDの株式を保有する米投資ファンドのダルトン・インベストメンツは、日枝氏の辞任を求める書簡を送ったことを明らかにした。書簡では、日枝氏を「独裁者」と形容し、同氏が支配力と影響力を持っていることで、グループ全体がガバナンス不全に陥っていると批判した。

 では、日枝氏を筆頭に巨大グループのかじ取りを担っているのは、どのような人物なのか。次ページでは、グループの最高幹部22人の顔ぶれや経歴などを明らかにする。また、次期経営体制の中枢を占める可能性がある人物の実名も挙げていく。