リモート営業ではメールで何度かやり取りをしてから話をすることになります。その1回目のメールの対応でその後どうなるかが決まります。対面営業では第一印象が重要だったように、リモート営業では1回目のメールの印象が大きく影響します。送るタイミングや文章(内容)など、細心の注意を払って送るようにしましょう。
初めてのメール対応に細心の注意を払う
面談前から好印象となる
2回のリマインドメール
リモート営業(商談)はコスパ(コストパフォーマンス)やタイパ(タイムパフォーマンス)が良く、たくさんのメリットがあります。しかし、デメリットもあります。資料をお客様と同じ環境で見られないということもありますし、アポイントの約束自体を忘れられてしまうことも起こるのです。そうならないための工夫が必要です。
まずは、リモートの商談で使う資料を前もって送っておきましょう。これは、事前に目を通してもらうためです。資料をパソコンなどの画面上で共有することもできますが、相手の画面が小さかったり、スマホだったりするときもあります。これでは、なかなか伝わりづらいことが出てしまいます。
事前に送っておけば、お客様によってはプレゼンの前に資料をよく読んでいたり、商談が始まってすぐに「だいたいこの線でいいので契約を進めてください」ということも起こるのです。お客様が資料を見て勝手に契約を決める、これもリモート営業のメリットの1つです。
また、リモートでの面談は対面より日程を早く忘れられる確率が高くなります。ですので、最低でも2回はリマインドメールを送るようにしましょう。
以前Zoom面談で2回リマインドをくれた営業スタッフがいたのですが、「本当に気づかいができる人だ」という印象をもちました。面談前からかなりのプラスポイントだったのです。
リモートの商談では数日前に関係資料と共に日程、時間、Zoomの紹待URLを送ります。そして商談が始まる前に「14時15分からのアドレスを再送しておきます」と再度送るのです。
リモート営業は対面の2倍、丁寧にリマインドすることを心がけてください。
2回リマインドすれば丁寧な印象を植え付けられる