居酒屋で乾杯写真はイメージです Photo:PIXTA

日々ピリピリしながら働いていると、自律神経が乱れがち。そんなビジネスパーソンたちにとって、仕事終わりの夜ごはん&アルコールは、傷を癒やしてくれるご褒美だ。しかし、とかく暴走しがちな晩酌も、この道の名医によればひと工夫をかけるだけで、翌日の体調が大違いだという。「主食に選ぶべき食材は?」「お酒を飲む時に気を付けることは?」「摂取した方がいいサプリは?」など、自律神経を整えるための夜の過ごし方を伝授してもらおう。※本稿は、小林弘幸『オトナ女子の不調をなくす自律神経整え方BOOK』(SBクリエイティブ)の一部を抜粋・編集したものです。

夕食は寝る3時間前までに
なるべくすませよう

●夕食後すぐに寝てしまうと眠りが浅くなり、翌朝は胃が重く疲れた状態で1日を始めることになるので要注意。

●午後10時~午前2時=「腸のゴールデンタイム」。副交感神経が優位になり、腸が食べものを消化する大事な時間。

●就寝前にゆったり過ごすことで、体がオンからオフに切り替わり、睡眠の準備が整っていく。

 食事を終えると腸が働き始めて副交感神経が優位になっていき、自律神経のバランスは「お休みモード」へ。

 この切り替えが食後の3時間で行われます。就寝前にリラックスタイムを作り入浴も余裕をもってできると、疲れが残らない質のいい睡眠をとることができます。

食前にまず水を飲み、
次に野菜から食べよう

●食前のコップ1杯の水が「食べたい!」という興奮を抑えてくれる。

●水の効果で消化・吸収のクオリティも格段にアップ!きれいな血液が全身をスムーズに循環する。

●咀嚼が必要な生野菜から食べると「ゆっくり、よく噛む」食べ方に。

 夕食は1日の食事の中のメインイベント。「ゆっくり、よく噛む」ことが大事ですが、食べ始めるとつい早食いになってしまう人は食前に水を飲むのがおすすめです。