効果的な貢献につながる3つのポイント
貢献を行うことにより、信頼を獲得することが可能になっていきますが、ステップを間違ってしまうと、いくら無償で何かを提供したとしても、信頼を獲得できません。ここでは、パーソナルブランド構築に効果的な貢献の3つのステップについてご説明します。
◎ポイント1:第一印象
相手に対して貢献していく際に、まず大事になってくるのが「第一印象」です。貢献するということは、相手に惜しみなく情報や自分のリソースを提供するということです。提供する際に、見落としがちですが、とても大事ことが1つあります。それは、提供される相手が、あなたに好意をもっているか、あなたに対して絶対的な信頼感までは持ってないにせよ(絶対的な信頼感をもっているということは、パーソナルブランドがある意味、その人に対してでき上がっているということですから)ある程度の信頼感を抱いているかどうかを見極めることです。
ここで、イメージをしてみてください。たくさんの情報を提供してくれても貴方に対して不信感を持っていれば、その情報は価値を生み出すことはありません。単なる自慢話と映るかもしれません。相手のためを思って、たくさんの人を紹介しようと思っても、あなたに対して好感をもっていなければ、単なるおせっかいと映るかもしれません。
そこで、貢献を行う大前提としては、貢献する相手に好意をもってもらわなくては意味がないのです。そして、初めて接触した相手に好意をもってもらうポイントが「第一印象」なのです。
第一印象というと最初の接触をイメージしがちですが、最も大事なのは最初の接触ではなく、「最初の印象」です。最初の接触が大事ではないということではありません。(実際、大変重要です。なぜなら、最初の接触が最初の印象に繋がることも大いにあるからです)
重要なのは、大勢の中の1人として紹介されたとき、または広告やインターネットがきっかけで最初の接触があった際には、まだ本来の第一印象=最初の印象を相手に与えることができていないことを認識する必要があります。
最初の印象とは、その人を意識した時に感じるものになります。
それは、インターネット上などで知ってもらい、訪れたお客様と実際に会う。または電話などでコミュニケーションをとった際に作られる可能性が非常に高いということなのです。
この段階での「信頼」を得るのに大切なのが「第一印象」なのです。
提供を行う前に、「この人なら信頼できる」「この人の情報なら安心できる」という印象をもってもらわないと、何を相手に提供しても価値を感じてもらうことができないからです。