「初めてEVに乗った」率直な感想は?
同乗者は、BYDのモデルはもちろん、EVも初体験。
「中国のクルマって聞いたからどうなんだろうと思ったけれど、すごく豪華ですね。シートの座り心地がよくて驚きました。インテリアのデザインもいい。もっとゴテゴテしたものを想像していたから」
「EVってこんなに静かなんだ。これはクルマの概念が変わるなあ」
……と、興奮気味に話します。彼が気に入っていたのは回転式の大型ディスプレイ。状況に応じて縦にも横にもできるディスプレイをいじりながら「ここを動かそうという発想がすごいなあ」と呟いていました。ちなみにフェルさんはナビ使用時は縦向きが便利と書いていましたが、私は縦向きにするとディスプレイの設置位置の関係で視界の中で邪魔に感じたので、横向きのほうが心地よく感じました。
一つ気を遣わなければならなかったのが1900mmを超える車幅。訪れたのが総額5000円でラウンドできる超庶民派ゴルフ場だったこともあり、駐車場の枠がとにかく狭い。クラブハウスに近いスペースだと確実に両隣のクルマにドアパンされることが目に見えていたので、空いているのにわざわざクラブハウスから一番離れた場所に駐車しました。やはりこのサイズになると、日本では窮屈に感じる場面も出てきますね。

話は変わりますが、私の地元は新宿からほど近く、住宅街にはゲストハウスが多数あるエリアになります。大通りはもちろん生活道路でも大きなスーツケースをゴロゴロ転がしながら歩いているツーリストがたくさんいるのですが、シーライオン7で地元を走っていると、やたらと写真を撮られるのです。
こちらにスマホを向けてくるのは、おそらくほとんどが中国の方。日本でBYDのクルマを見かけるのが珍しいからなのかはわかりませんが、先日紹介したフォルクスワーゲンID. Buzzに乗っていたときよりも、さらに多く写真を撮られて困りました(笑)。
(AD高橋)