本企画の試乗では私がクルマを預かったらその足でフェルさんに渡し、試乗を終えたらそのまま返却しています。ところが今回シーライオン7に試乗させていただいたのは8月のお盆休みがかぶる日程だったため、フェルさんからクルマを受け取った後に返却まで2日ほどクルマを預かるスケジュールに。そこで私も1日ゴルフに使わせてもらいました。

 当初は3人で出かける予定でしたが、急きょ1人が「夕方前から仕事が入って風呂に入らず先に出ないといけなくなったので自分のクルマで行く」と。そのため2名でのロングドライブです。

シーライオン7のラゲッジルーム。シートを倒せば広い空間が現れますシーライオン7のラゲッジルーム。シートを倒せば広い空間が現れます

 フェルさんもレポートしているように、シーライオン7のラゲッジルームは奥行きが広いものの左右幅がかなり狭いため、キャディバッグの積載にはリアシートを倒さなければなりません。ちなみにラゲッジ容量はリアシート使用時で500L。容量的には十分ありますが、シーライオン7より小さな国産SUVでも500L以上のスペースがあるものは多いので、それに慣れた人だと物足りなさを感じるかもしれません。でも左右幅は狭くても、左右の壁がスクエアで地面からもそこまで高くないので、ラゲッジルームはかなり使いやすいです。たくさんの荷物を積みたいときは、左右のリアシートを格納すれば1769Lのスペースが出現します。

 今回私は栃木県のゴルフ場に出向いたので、高速道路は東北自動車道を利用。東北道には法定速度が120km/hの区間もありますが、高速巡航もすこぶる快適です。アクセルを強めに踏み込むと、EVらしいシュッとした加速を味わえます。でも制御は全体的にマイルドな方向に振っているので、ガソリン車からの乗り換えでも違和感はないはずです。

キャディバッグの横積みはできないので、ゴルフに行くならMAX3名になりますキャディバッグの横積みはできないので、ゴルフに行くならMAX3名になります