会話IQが高い人は
常に確認を怠らない
○「送ったメール読んでくれた?」(あ、すみません!読んでおきます)
○「ここまでのところ、わかるかな?」(ごめんなさい、もう一度お願いします!)
○「次のページ……いいかな?この画像も……だいじょうぶ?」(はい!)
会話IQが高い人は、「自分の言うことなんて、100%理解されてない」という前提で、常に確認を怠りません。きちんとこちらの意図通りに伝わっているかを、ときに相手のリアクションを見ながら、ときに実際に言葉に出して、その都度確かめながら説明を進めます。
正直それはめんどうなことです。手間もかかるし、時間もかかる。
『本当に頭がいい人の話し方 会話IQ』(五百田達成、ディスカヴァー・トゥエンティワン)
ですが、そのひと手間を惜しまないことで、相手は「ちゃんとこっちを見て話してくれている」「まわりに配慮できるだけの余裕がある」と高評価を下すのです。
会話のスキルを学んでコミュ力が少し上がると、誰もが陥りがちなのが「こっちとしてはうまく伝えたつもり。だから、相手もわかってくれているはず」という勘違い。
この「つもり」と「はず」のワナをとことん排除することが、会話IQアップにつながります。
キャッチボールもちょっと上手になると、速いボールや変化球を投げたくなります。が、そういうときこそ、自分の投球に夢中になるのではなく、ちゃんと相手が捕れているか確認することが大事なのです。







