日本から抜け出さないと
固定観念に縛られたまま
グローバル体験のもうひとつの大きな価値は、固定観念を覆す機会を与えてくれることだ。
たとえば、日本人はコミュニケーションにおいて「空気を読む」ことを重視するが、欧米では文脈よりも結論を重視する。日本的な「察する文化」とは異なり、欧米では「明確に伝える」ことが求められる。
この違いを肌で感じることで、「日本の常識」がいかに限定的なものであるかを実感できる。これは、学校の教科書や国内の経験だけでは決して学ぶことができない。
『成長の書』(妹尾輝男、講談社)
世界に飛び出し、異なる価値観と直面することで、自分が知らなかった「世界の常識」を吸収し、視野を広げることができるのだ。
未知の環境に飛び込んだときに生まれる即興力、自分の価値観が揺さぶられる知的な興奮、そして衝突の中で育まれる「自分軸」。
これらすべてが、グローバル体験によって得られる最大の成長要素だ。
「日本の外」に出ることは、単に異文化を知るだけではない。自分自身を深く掘り下げ、新しい自分と出会う旅でもある。
さあ、一歩を踏み出してみよう。新しい世界が、君を待っている。







