難しい単語や文法を使うことなく
自身が伝えたいメッセージを明確に
“Thank you, my teammates, my coaches, our amazing staff, and all the fans! We did it together! I love Dodgers, I love LA.”
「ありがとう。チームメート、コーチ、素晴らしいスタッフ、そして全てのファンのみんな。みんなで成し遂げたぜ!ドジャーズを愛している、LAを愛している」
山本選手の英語も構文は単純ですが、“We did it together”というフレーズはアメリカ人が好むチームスピリットの象徴的表現であり、ファンを含めた周囲へ感謝の感情をこめた言い回しとなっています。難しい単語や文法を使うことなく、自身が伝えたいメッセージを明確にした、コミュニケーションとしての英語の好例と言えます。
山本選手は最終戦で「伝説の34球」成し遂げ、今年はMVPを獲るのではないかと期待されています。昨年の優勝時は「サンキュー」と返すのが精一杯でしたが、報道によるとシーズン中の忙しい時期も自宅で英語の授業を受けていたそうです。その努力が見事に実りました。
また、最初にスペイン語で挨拶したこと、最後は日本語の「ありがとう」でスピーチを締め括ったことも、自身の表現として素晴らしかったと思います。
このようなスピーチを受けて、ファンはどのように反応しているのか。一例として下記の動画のコメントを拾いながら分析してみましょう。







