『歩いて学ぶ都市経済学』(中島賢太郎、手島健介、山崎潤一、日本評論社)
大名屋敷地が全くない場所と、すべてが大名屋敷だった場所では、少なくとも18%ぐらいの地価の差があり、これはかなり大きな影響と言える。
一方、1910年代や1930年代では現代とは反対に旧大名屋敷地は地価が低いことがわかり、1970年代や1980年代では価格差がないことがわかった。
このことは、1970年代以降の高層化で大名屋敷地のような大きな土地の評価が急上昇したことを意味する。
これは土地の区画サイズの価値の源泉が高層化にあることを示した貴重な発見であり、とある時代における最適な政策を、時代や環境が変われば変化させる必要があることを示唆している。







