緩和傾向にある文京区の女子校
2025年に創立150周年を迎えた跡見学園は、文教地区の文京区を代表する老舗女子校だろう。2科または4科でFランクの1日[一般1回](234人・2.6倍)とDランクの2日[一般2回](320人・3.3倍)は志望者数が1割半増と1割半減に分かれた。
2科でDランクの1日午後[特待1回](334人・2.4倍)は前年並みとなっている。2日午後[特待2回]は「国語重視型」(284人・3.2倍)を変更、Dランクで志望者数1割半増が続く「国語1科」と新設した「算数1科」とし、開始時間をずらすことで両方の受験も可能としている。4日[特待3回]はDランクの「思考力」(94人・3倍)が前年並み、「英語コミュニケーション」(25人・2.5倍)は減少傾向にある。2科または4科の5日[特待4回](271人・3.2倍)はEからDランクに上がったものの、1割強減少している。
午後入試が多く設けられ、2科または4科が主体となっている文京学院大学女子は、後半の日程でFランクの入試回が並んでいる。英検優遇3科もあるGランクの1日[1回](126人・1.3倍)は志望者数が半減しており、大きく緩和しそうだ。Fランクの1日午後[特別選抜1](125人・1.7倍)と2日午後[2回](105人・1.9倍)は減少傾向と1割半増に分かれている。やはりFランクの3日午後[3回](98人・1.9倍)と4日[特待選抜2](58人・2.3倍)は微増と1割弱減になっている。他に1日午後[適性検査型]と2日午後[英語インタラクティブ]もあるが、受験者数も志望者数も1桁のため予想を控えたい。
受験区分として「特待」と「一般」に分かれる京華女子は、「2科・4科型」を中心に多くの入試回を設けている。とはいえ、25年の受験者数を合計しても191人にとどまる。比較的受験者数が多いのは、1日午後[1回]の「特待」(42人・2.1倍)と「一般」(28人・1.5倍)、1日[1回]の「特待」(31人・3.1倍)くらいで、いずれも志望者数は少ないものの、大きく増加傾向にある。少ないながらも、2日午後[2回](6人・1.5倍)が大きく志望者数を伸ばしており、受験者数は増えそうだ。
淑徳SCから校名を変更した小石川淑徳学園は募集定員80人に対して25年の受験者数総数は87人だった。いずれもランクは付かないが、2科・4科の教科型が中心で、1日[1回一般](17人・1.3倍)が最も多く受験生を集めた。「一般」へのスライド合格もある「スカラシップ」は、毎年更新の奨学生を選抜するもので、1日午後[1回スカラシップ](12人・2.4倍)、2日午後[2回スカラシップ](14人・3.5倍)、3日午後[3回スカラシップ](13人・3.3倍)と倍率は高い。志望者数はいずれもごく少ないため、予想は控えたい。







