これは、単なる正論ではなく、その若手の将来を見据えたアドバイスです。
愚痴は、まったく生産性がありません。何かを改善するということにつながらない、単なる、誰かに対する悪口です。
何が問題なのかの言語化もされておらず、感情も入り交じった抽象的な文句です。
優秀なビジネスパーソンは、そういったネガティブな気持ち・感情を、そのまま放置したりはしません。必ず「解決すべき課題」に昇華させます。
このプロセスを踏まなければ、ビジネス上の成果につながりません。
また、愚痴は悪口につながります。悪口は、必ず、尾ひれがついた状態で相手の元に届きます。
自分が言ってもいないことも含めて「あいつが、X部長の悪口を言ってましたよ」と伝わるのは、非常に危険です。
やはり、文句があるなら、直接言うべきです。そして、直接は言えないなら、口に出さない方が良いのです。
徳を積む、という言葉があります。
善行を重ねて、徳を積めば、きっと良いことがある、というやつです。愚痴を言うことは、この反対の動きです。徳を下げます。
徳が低い状態では、仲間は集まってきません。人徳があれば、人生は良い方向に進みます。
愚痴を言っている部下には「誰かの批判を陰でこそこそ言うよりも、問題を見つければ即座に原因を探して改善策を見つけ、対処する。そういう人材を目指すべきだ」アドバイスするべきです。
もちろん、そういう立派なことを言うためには、あなた自身が徳を積むように常日頃心がけておく必要があるのは、言うまでもありません。部下に背中で語る、良きマネジャーを目指していきましょう。








