彦谷貴子は米国政治学が専門で、25年4月から東大グローバル教育センター教授に就任した。

 経営学者の進藤美希、言語聴覚士で元神戸大教授の関啓子、国文学者の原岡文子らも卒業生だ。

 持田叙子(もちだ・のぶこ)は日本の近代文学研究者で、09年に『荷風へようこそ』でサントリー学芸賞社会・風俗部門で受賞した。慶応大大学院修士課程修了で、三田文学新人賞選考委員でもある。

 志田陽子は憲法学者で、武蔵野美術大教授だ。AV人権倫理機構の代表理事を務めている。早稲田大大学院法学研究科博士課程単位取得。

 スポーツでは、馬術選手の八木三枝子がいた。08年の北京五輪に58歳で出場、馬場馬術で個人41位、団体9位だった。北京五輪にエントリーした全競技の女子選手で、最年長だった。

 八木は7歳で馬術を始めたが15歳の時に馬術から離れた。子育てが一段落した38歳で馬術を再開した。アジア競技大会や全日本選手権で何度も優勝した。慶応大文学部卒。15年11月に65歳で死去した。

 森山瞳はライフセーバーだ。高等部時代にインターハイに出場、青山学院大に進学しライフセービング部を自ら創設した。3年時に日本選手権優勝、世界大会でも6位入賞を果たした。

 綛田(かせだ)紀子は、大相撲の春日野親方(元関脇・栃乃和歌)の女将だ。

 坂上美紀は、フィギュアスケートの振付師だ。10年バンクーバー五輪の銀メダリスト・浅田真央の振り付けを担当するなど、この道のプロだ。92年に高等部卒。(敬称略)

(フリージャーナリスト 猪熊建夫)