手帳イメージ写真はイメージです Photo:PIXTA

休日の「使い方」は、大きく2つのタイプに分かれるだろう。1つは、「アクティブに趣味を楽しみ、日ごろのストレスを解消する」過ごし方。もう1つは、「ひたすら体を休めて、たまった疲れを取る」過ごし方だ。この2つの過ごし方は一見、両立しないように思えるが、そんなことはない。週明けにはトップパフォーマンスで仕事に臨める、より効果的な休息方法があるのだ。※本稿は、禅僧の枡野俊明『疲れない心をつくる休息の作法』(三笠書房)の一部を抜粋・編集したものです。

休息の先延ばしが習慣化すると
いずれ一気にしわ寄せがくる

「まだまだ余裕があると思っていたのに、気づいたら休む暇がなくなっていた」

 やるべきことの多い現代人は、しばしば、こうした状況に陥ってしまいます。

 とくに注意すべきなのは、数カ月先の予定や作業が長期間に及ぶ予定が入ったとき。「まだ先のことだから」とのんびりしていると、目先の仕事を詰めこみすぎてしまったり、「そのとき」になって一気にしわ寄せがくるようなことになりがちです。

 そうなってからあわてても、後の祭り。「休む暇なく働かざるをえなくなり、へとへとに疲れてしまう」ことでしょう。

 そうならないためにも、自分に「無理」を強いない予定の立て方を、心得ておくべきです。

 先の予定が入ったときに大切なのは、「まだいいや」ではなく、「いまのうちに、何をいつまでにやるか、段取りを決めておこう」と、すぐに行動を起こすことです。

 たとえ数カ月先の仕事でも、ざっくりと、早めに予定を立てておいたほうが、ほかの予定も組みこみやすくなります。