ご存じのように静岡県は日本有数の緑茶の産地で、茶栽培面積は日本一、収穫量も日本一です。また緑茶の年間購入量や年間支出額も日本一で、お茶王国といっても過言ではありません。
国立がん研究センターの研究によると、緑茶は心疾患(心筋梗塞など)や脳血管疾患(脳梗塞など)、呼吸器疾患(肺炎など)の死亡率を下げ、死亡率全体でもリスクを下げることが報告されています。
緑茶にはカテキンという抗酸化物質が豊富に含まれていますが、カテキンは殺菌作用が強く、ウイルスを死滅させる働きもあります。コロナやインフルエンザなどの予防にも役立っているのではないでしょうか。
さかな三昧の鹿児島県民は
認知症になりにくい?
健康寿命を延ばすには認知症を予防することも大事です。認知症を発症すると、介護のお世話にならざるを得なくなるからです。
認知症の有病率がもっとも少ない都道府県は鹿児島県です(国民生活基礎調査2019)。
いろいろな理由があると思いますが、三方を海に囲まれた鹿児島県はさかなをよく食べています。県庁所在地である鹿児島市の生鮮魚類の消費支出額を見ると、さばが全国1位、ぶりが7位、たいが8位となっています(2024年平均の都道府県庁所在市及び政令指定都市別家計調査品目別データより)。
さばは、まぐろと並んでDHAやEPAが豊富で血管を丈夫にします。認知症の1つである脳血管性認知症は、脳の血管の動脈硬化が原因なので、この予防になっている可能性があります。
またDHAは脳細胞の中にも見られる脂肪酸で、認知症の予防に効果があるのではないかという研究があります。
『鎌田式 最強のズボラ朝メシ!』(鎌田 實、エクスナレッジ)
また、たんぱく質をしっかりとることも認知症の予防になることがわかっています。
長寿の法則は、朝メシ:昼メシ:夕メシの割合が(ネットの読者がわかりやすいように加筆いたしました。プレビュー時に版元さま要確認)4:4:2です。その日の活動エネルギーを取り入れる朝メシと昼メシはしっかり食べ、夕メシはそれらの半分くらいのボリュームにします。
夕メシの後は寝るだけですから、それほどエネルギーを必要としません。それに時計遺伝子の働きによって、夕メシをたくさん食べると肥満になりやすくなります。
朝からしっかり体に必要なものを食べて、健康長寿を目指していきましょう。







