いつもの鍋に「ちょい足し」したい発酵食品
もう一つ、風邪の引き始めに気をつけたいのが「体を冷やさないこと」。体が冷えると血流が落ち、栄養や酸素が届きにくくなり、免疫細胞も動きづらくなります。つまり、風邪予防では「体を温める食べ方」がとても大切です。
体を温める食材は、ショウガ、ねぎ、にんにく、ニラ、唐辛子、みそ、納豆、キムチ、ヨーグルトなどの発酵食品など。
温かい汁物、鍋、スープ、煮込み料理など、「温かい調理法」も意識しましょう。
さらに、筋肉は熱を作る工場です。日頃からタンパク質をしっかり取り、軽い運動で筋肉量を保つことも、巡り巡って風邪予防につながります。
実践編として、私もよく食べる「風邪予防メニュー」を紹介します。
具だくさんみそ汁
みそは発酵食品で、温かい汁物は体温を上げやすい最強コンビです。カボチャなどの緑黄色野菜、豆腐、卵などのタンパク質を具にすれば、粘膜サポートが整います。野菜は、カット野菜や冷凍野菜を電子レンジで加熱して入れるだけでも十分です。
キムチ鍋
野菜は生より加熱して食べるのが基本です。消化しやすく、汁ごと食べるので栄養も逃しにくいのが鍋の強み。具材は体を温めるねぎやニラ、肉、魚、豆腐などのタンパク質を軸に。キムチ鍋にすればさらに温め効果が増します。
ショウガ湯・ショウガ紅茶
食欲が落ちる前の違和感を感じた時におすすめ。チューブのショウガでもOKです。喉の乾燥が気になるときは、温かい飲み物で潤いも同時に確保しましょう。ただし、熱すぎると刺激になるので要注意。
果物+ヨーグルト
ビタミンCは「毎日こまめに」が基本。キウイやみかんなどをヨーグルトに入れて食べれば、ビタミンC+発酵食品の組み合わせが実現。軽めに済ませたい朝食にもいいですね。
豚肉×野菜の生姜焼き風レンジ蒸し
ビタミンB1が多い豚肉は「だるさ対策」に心強い食材です。薄切り豚と野菜を耐熱皿に重ねて、しょうがと少量のしょうゆを加えてレンジで加熱。作業も少なく、洗い物も最小なので、体力を落とさずに済みます。
調理するのがきついときには、コンビニを利用するのも手。おでん(卵・大根・つみれ)、サラダチキン+カットフルーツなどの組み合わせで、手軽に栄養補給できます。ゼリー飲料や栄養補助食品も、回復のための選択肢として活用しましょう。
風邪は「ひいたら治す」より、ひきそうな時に「流れを止める」ことが大切です。風邪予防を意識した食事をして、十分な睡眠を取れば、体は回復に向けて動きやすくなります。







