期待の中途社員が
空回りしてしまう「3つの原因」
1.企業文化・キャラクターの違い
まず、「文化が違う」というケースが考えられます。
企業文化が違うという場合もありますし、個人のキャラクターが異質であるというケースもあります。
やわらかい温和な雰囲気の組織に、武闘派のイケイケの会社出身者が転職してくると、さすがに「違和感」が発生します。
比較的おとなしい人が多い組織に、“陽キャ”な感じの人が入ってくると、これも溶け込むためのハードルが高いでしょう。
人となりとか、そういう部分であれば「仕事上の付き合い」だと割り切ることでお互いに飲み込むこともできるでしょう。
しかし、仕事のやり方ということになると、文化的な差異は大きな問題になります。
お客さんを圧倒するような話しっぷりで、その場で魅了して売ることが得意な営業が入ってきたとします。対して、これまでのメンバーは、実直で、どちらかというと口下手なタイプでした。
この場合に「中途社員のやり方をみんなで真似しよう」と言っても、なかなかうまくはいきません。やはり、できることとできないことがあります。
こういう場合には、「仕事のコツ」「仕事のポイント」などに関する勉強会をしてもらうのが良いでしょう。
その内容を、メンバーだけに聞かせるのではなく、マネジャー陣もしっかり聴講します。
そうすることで「そのやり方の、良い部分はこのあたりだな。よし、取り入れよう」「これは、既存メンバーにそのままやらせてもうまく動かないな。微調整をしないとダメそうだぞ」などの判断が可能になります。
この一手間を惜しんで、「新しく入ったエースのやり方で、みんなで頑張ろう」と、やってしまうと、組織に合わない文化を持ち込まれた結果、オペレーションがガタガタになってしまうリスクがあります。
2.仕事の性質が違う
文化や空気の問題だけでなく、仕事の性質が違うというケースもあります。
例えば、営業の場合、「型にはめて売る」タイプなのか、「カスタマイズして売る」タイプなのかは、大きく異なります。
どちらもできる人もいますが、それでも、どちらに向いているかという問題は残ります。







