音楽は動物の脳にも影響を与え、生理反応さえ変えることもわかっています。
好きな音楽は扁桃体に作用し、ストレスを軽減して物事の認知すら変化させる効果があるのです。
音楽で脳にバリアを張ると
物事がスムーズに進むように
また、プロスポーツ選手が試合前に音楽を聴いている様子を、よく目にします。実際に音楽を聞いてもらうと、緊張などのストレスや状況に対するネガティブなイメージが減り、状況を冷静に判断できるような効果も確認されています。
私自身も以前、興味深い体験をしました。
かつて、私が会社を作ったばかりのころ、苦手な取引先の人がいました。その人は圧が強く、自分の会社のメリットばかり考えて、無理難題を押しつけてきます。
そんなとき、音楽で状況が大きく変わりました。当時流行っていたノリノリのKPOPを聞いてからミーティングに臨んだところ、相手の態度は変わりませんが、回を重ねるたびにむしろかわいそうな人に思えてきたのです。
なぜなら、自己主張が強くプライドが高い人の多くが幼少期に親から愛されていなかったり、劣等感が強かったりすることがわかっているからです。
面白いもので、私が動じずに接するようになると、相手は「面白くない」と思ったのか、自然と私の会社から離れていきました。
「苦手な人と会う前や、緊張する会議やミーティングの前に、一度自分が好きな音楽を聴く」「朝は楽しい音楽を聴いて気分を上げる」「苦手な人に会ったり嫌な出来事があったりしたらお気に入りの音楽を聴く」など、音楽で脳にバリアを張ることで、扁桃体が保護され、物事がスムーズに進みやすくなる効果が期待できます。
百聞は一見にしかず。ぜひ大切な場面の前に、一度音楽を聴いてみてください。
仕事以外の好きなことに
没頭するとストレスが減る
・やり方:仕事以外の好きなことに没頭する。できれば、それを極める
・得られる変化:緊張やストレスが減り、ストレスからの回復も早くなる
・効く相手:緊張したりストレスを感じたりする相手や場所など
・こんな場面で:緊張やストレスを感じ、人間関係がうまくいかないとき
音楽によって脳にバリアを張る「ミュージックシフト法」についてはすでにお伝えしましたが、趣味など、仕事以外の好きなことに没頭する時間を増やすことも、脳にバリアを張り、人間関係のストレスの影響を薄める方法として有効です。







