能力検査は特に人気企業、大手企業では選考対象者を絞るために用いられ、正答率は7、8割必要とされるケースもあり対策は必須だ。具体的には過去問を繰り返し解くことが基本。問題の傾向と解法パターンを身に付けるとともに、自分の苦手分野が分かってくるので、そこを集中的にカバーする。

 さらに、本番では多くの問題を短時間で解かなければならず、時間を計りながら練習することで解答スピードを上げることも重要だ。

 もう一つの性格検査は、採用候補者の性格特性や行動傾向を調べるものだ。テスト形式としては、質問に対して「はい」「いいえ」で答える、どの程度当てはまるかを4、5段階から選ぶ、あるいは複数の文章が提示され最も自分に近いものを選ぶといったパターンが多い。

 能力検査とは違って、どれが正解ということはない。質問の意図を深読みしたりせず、素直に回答することが重要。考え過ぎるとむしろ回答に一貫性がないとして、マイナスの評価になりやすい。

 また、性格検査では候補者のストレス耐性に注目する企業が多いといわれるが、具体的にどこで測っているかは明確には分からないので、やはり素直に回答すればよい。

面接の準備では
エントリーシートを再確認

 就活のプロセスで内定(内々定)に直結する最も重要なステップが「面接」である。

 通常、先輩社員や人事担当者による1次面接、部課長クラスによる2次面接、役員クラスによる最終面接など複数回、行われる。

 面接対策としては当たり前だが、事前準備を怠らないように。具体的には、面接を受ける企業の事業内容や企業理念などを再確認する。同時に、提出したエントリーシート(ES)をよく見直す。ESに書いた自己PR、ガクチカ、志望動機が面接での質問材料になるので、自分なりに何を聞かれそうか予想し返答を考える。家族や友人、大学のキャリアセンターなどに手伝ってもらい、模擬面接を行うのも効果的だ。