将来のために増やしているお金は、すぐに使わないのが理想です。だって、将来のためなんでしょ?という話だからです。その将来は30年、40年という長い時間軸になることもあります。
使うタイミングを決めてから
投資を始めることが大事
一方で、例えば子どもの学費のためであれば、時間軸はもう少し短くなるでしょう。子どもが小学生の時には大学費用のことを考えるので、10年くらい先が「将来」になりますね。そしてそのタイミングが来たら、気持ちよくお金を使っていきましょう。
でも、もし2年、3年先を考えているなら、それは投資に回すべきではありません。その期間では長期投資にはならず、その時の相場状況に結果が依存することにしかならないからです。このくらいの期間ではむしろ、減っているかもしれません。もちろん、相場が大きく下がる可能性も考慮する必要があります。それならば、貯金をして2、3年後に使ったほうがいいと思います。
私自身の話をすると、長期投資を始めたのは25年ほど前のことです。30代半ばの頃で、当時は先々の不安をどうやって解消しようかなと考えていました。その時に長期投資をスタートしたので、これに使おう!という具体的な目的はありませんでしたね。
でも、おそらく長期投資をする人の多くも、明確な目的のために続けているのではない気がします。将来、自分が老後を迎えた時に、お金に困りたくないという気持ちが強いのではないでしょうか。お金の不安は一生つきまとうもの。だからこそ、その不安をどうやったら解消できるのかを、みんな必死に考えているのだと思います。その誰でもできる方法が、長期投資ということですね。
定年退職をしても
資産形成は終わらない
将来のお金を作るために投資を始めたとして、その「将来」が来た場合、どのようにお金を使っていけばいいの?という質問は意外と多いです。
例えば、65歳で仕事を辞めて年金生活を始め、そこからお金が必要になるケースも多いですよね。では、そのタイミングでスパっと投資をやめて、長い時間をかけて作ってきた資産を全部解約し、貯金をするのかというと、それは適切な選択ではないと思いますよ。







